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10月1日、利尻山では今シーズンの初冠雪を記録しました。 ピッケルやアイゼンは今のところ必要ありませんが、岩場や石が露出しているところは凍結して滑りやすいので十分な注意が必要です。 下の写真は過去のものですが、10月中旬頃の様子です。 山頂の体感温度は0度以下です。 なお、夏シーズンも終わり、現在の沓形コースは一般的な登山には向きません。
(登山道調査担当:環境省AR山本) ●そのほか、登山情報お問い合わせ先
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早いですね。 利尻山は、そろそろ初雪が降る季節になりました。 利尻山では例年9月末~10月初旬に初冠雪が記録されていますが、もう、この時期になると、いつ初雪が降ってもおかしくありません。
ちなみに昨年の初冠雪の記録は9月24日でしたが、実際には、その1週間くらい前に、山が白くなったことがありました。初冠雪の記録は、あくまで稚内の測候所から確認された日でしかありませんが、実際は、濃いガスに包まれて、雪やアラレが降っていることもあるのです。
利尻山頂と平野部の気温差は約10℃ですから、平野部が15℃以下の時には、上部の降雪を警戒したほうがよいでしょう。積もるほどの雪ではありませんから、アイゼンやピッケルまでは必要ありませんが、この季節は、体が寒さに慣れていないせいもあって、冬以上に寒さを感じます。
9月下旬には、連休が控えていますが、休みに合わせて利尻登山を計画されている皆様、くれぐれも防寒対策はしっかりとお願いします。 アンダーウェアの着替え、フリース、よく手入れされて撥水の効くレインウェア、手袋、ネックウォーマー、温かい飲み物は、必須アイテムです!!
そう、それと秋が深まるに連れて、日も短くなってきています。 ヘッドランプと、替え電池も忘れずにご用意ください!! 下の表は、利尻島の日の出・日の入時刻を示したものですが、これを見ると、9月中旬は、ひと月前と比べて、日中時間(明るい時間)が2時間も短くなっています。
(表)利尻島の日の出・日の入り時刻
利尻登山の標準コースタイムは10時間ですから、登山当日のフェリー(1便が8:10着)で、島に渡ってきてから登ろうとすると、標準的な脚力の方で、下山が日没時間を過ぎてしまいます。 入山時間が遅れると、ケガなどをした場合、助けを借りたくても、他の登山者は、もう、いません。基本的には、ヘッドランプを持っていても、日没時間前に下山できるよう、前日に利尻島入りし、早出早着の登山計画を立てるようにしてください。
登山シーズンも残り僅か。9月に入って、台風の影響などで長雨が続いています。 天気予報を見ると、15日以降も雨マークが続いています。19日頃からは気温も下がってくる予報。黄葉は遅れ気味ですが、秋を飛び越して一気に冬になるかもしれません。(利尻山は気候のせいか、「紅葉」はしないのです。残念ながら。)
悪天候時には、登らないことが一番ですが、もし、登っている途中で天候が悪化した場合、休憩場所選びには特に気をつけて下さい。 鴛泊コースの6合目や第2見晴台、長官山、9合目、沓形コースの三眺山は、晴天日は広くて休みやすいのですが、悪天日は吹きさらしです。下の写真は、鴛泊コースの9合目ですが、例えベンチがあっても、吹きさらしの中、濡れた衣服で風にさらされたら、一気に熱を奪われます。 山の風は、地形に大きく影響されますから、悪天日は、風下斜面の樹林や石を見つけて休憩するように、よく地形を観察して下さい。
なにはともあれ、秋の利尻山を安全登山で楽しんでもらいたいものです。
(登山道調査担当:岡田) ●そのほか、登山情報お問い合わせ先
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今回の登山情報は、大事なお知らせからです。
利尻山鴛泊コースの登山口にある北麓野営場は、来年度のリニューアルオープンに向けて改修工事中です。 8月31日(8月30日の宿泊まで)で今季の営業を終了し、9月以降利用できる施設は仮設トイレと簡易水道、登山計画書提出箱、携帯トイレ回収ボックスのみとなります。 駐車や送迎は、北麓野営場手前の駐車場をご利用下さい。 なお、工事中でも甘露泉水までの歩道や登山道は通行できます。
工事看板 (写真右手に見えるのが駐車場です。)
歩道脇の工事現場。通行の際はご注意下さい。
9月以降、鴛泊登山口から最寄りのキャンプ場は「利尻島ファミリーキャンプ場 ゆ~に」となります。 施設、料金などの情報は以下のURLからご覧ください。 http://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/guide/camp.html
そして、登山道の整備工事も行われています。登山道やその脇には石材や木材がどっさり積んであり歩きにくい箇所もありますが、崩れたりすると危険なので資材の上を歩いたり座ったりしないようにお願いします。
さて、山ではもう秋の訪れを感じます。 6,7月は19時を過ぎてもまだ明るかったので、多少下山が遅くなってもあまり心配はなかったのですが、今は18時半ごろには暗くなります。登山の必須装備ではありますが、ヘッドランプは必ず持つようにしましょう。 9月上旬の利尻島の日の出は4:57、日没は18:14です。
また山頂は、寒い日には5℃前後にまで気温が下がる時があります。 夏の装備にひとつ、防寒着を加えましょう。
いま8合目以上で見られる花は、リシリブシ、リシリリンドウ、イワギキョウなどの利尻の夏の終わりを告げる青い花々に、シコタンハコベやウメバチソウなどもまだ咲いています。
シコタンハコベ
ウメバチソウ
山頂付近の葉も色づき始めてきています。
今の時期は盛夏の華やかさはありませんが、気候的には登りやすい時期かもしれません。 山に雪が降るまで、例年だとあと1ヶ月ほど。 今シーズンまだ利尻山に登っていない!という方、まだ間に合いますよー!
(登山道調査担当:環境省アクティブレンジャー山本) ●そのほか、登山情報お問い合わせ先●
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8月に入り、時折、秋の空になってきたなぁと思うこの頃です。 夏休みということもあってか、お子さん連れの登山者も多く見られます。 さて沓形コースですが、親不知子不知は以前よりは浮石が落ち着いてきましたが、急斜面で足場が悪いのは変わりありません。
また、親不知子不知前後の登山道は藪に覆われていて足元が非常に分かりづらい上、道も細いので足を踏み外したり、転倒の危険があります。 藪に覆われた登山道
親不知子不知に向かう道。
先週には沓形コースで捻挫し、自力下山できずにヘリで搬送された方がいましたが、「思ったより険しい山で、疲れていた」と言っていました。 花は、山頂付近でエゾイブキトラノオが見頃を迎えています。 エゾイブキトラノオ
ミソガワソウ
リシリリンドウ
リシリブシ
●そのほか、登山情報お問い合わせ先●
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7月中旬以降、快晴続きの利尻山。 雪渓がとけたばかりの沓形コースを見に行ったのですが、「親不知子不知(おやしらずこしらず)」は、斜面がとても不安定な状態でした。
親不知子不知を渡る登山者。斜度も結構あり、高度感もあります。
「親不知子不知」は、元々、山体崩壊を起こしている崖の直下を横切る場所なので、上から落ちてきた岩石と砂がグズグズな状態で積み重なっているのですが、この春は、雪どけに引きずられる形で土砂がずれ動いたのか、アリ地獄のようになっています。 足元が滑るので、大きな石に掴まりたくなるのですが、その大きな石もまた、不安定な砂の上に乗っているので、四つん這いで進むしかありません。
一つ目の崩壊地を渡り切るところでは、足を乗せた石ごと、下にずれる場合があるので要注意!
親不知子不知の遠景
先週は、鴛泊コースから沓形コースに下山しようとしたものの、「親不知子不知」に危険を感じたため、もう一度、鴛泊コースに登り返して(登り返しは10分くらい)、鴛泊コースを下山したという人に、3日続けて出会いました。
ということで、一般的には、鴛泊コースの往復で登山されることをおすすめしますが、沓形コースに行きたい場合でも、ガスっている日や、風の強い日、雨の直後などは、落石の危険性が高まるので注意してください。
花は、ボタンキンバイが一番見頃です。 その他、目立ってきたのはエゾイブキトラノオ。他にもシコタンソウや、シコタンハコベ、イワギキョウなどが足元に咲いています。
ボタンキンバイ
エゾイブキトラノオ
シコタンソウ
シコタンハコベ
イワギキョウ
晴天続きなので、水は多めに持って登ってください!! 普通の人で2リットル。汗っかきの人には3リットル以上持つことをおすすめします。
(登山道調査担当:岡田)
●そのほか、登山情報お問い合わせ先
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山麓では日中気温が20度を超えるような日も出てくるようになってきました。 本州などと比べれば随分と涼しいですが、「それなら山はさぞかし涼しいだろう」と思うと、そうでもなかったりします。晴れた日なんかはジリジリと太陽が焼き付けるような暑さを感じるほどです。(と言っても、天候や風向きによってはとても寒くなるので防寒着は忘れずに!) 山頂を目指すなら、個人差はありますが往復で10時間程度はかかる長丁場なうえに、9合目~山頂まではとても歩きにくい地質のため疲労もたまりやすく、道中話をすると「思ったより大変だった」とおっしゃる登山者の方が多いです。 また、途中で水を飲み干してしまい、登山道で唯一の水場(登山口からわずか10分のところ)である「甘露泉水」まで這々の体で下山してくる方も少なくありません。水は、2リットルは用意することをオススメします。 利尻山は1日で標高差1500メートルを往復する山です。しっかりと計画を立て、準備を整えて登山に臨んでください。軽いハイキング気分で登るのはとても危険です! さて、利尻山に登るには鴛泊コースと沓形コースの2つのコースがありますが、沓形コース上部の急斜面「親不知子不知」にはまだ雪が残っていて、ここを渡るにはアイゼンが必要です(軽アイゼンではなく10本爪以上のアイゼンがよい)。
と、ここまで厳しいことを書いてきましたが、山は厳しい顔を持つ反面、素晴らしい景色や可愛らしい花々で登山者を迎えてくれます。
イワヒゲ(山頂付近) 山頂からは絶景とお花畑が同時に楽しめます。
最後に、現在利尻山では登山道の補修整備を行っています。
(登山道調査担当:環境省アクティブレンジャー山本) |
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